「まだまだ未知」。未知はそれ自体が「まだ知られていないこと」（明鏡３版）という意...

「後手を踏む」は結構よくみる表現ですが、新聞社などでは多くが「後手に回る」と直す...

「思いがけないことで失敗させられる」（明鏡３版）という意味では「足もとをすくわれ...

「以前」は基本的に「基準となる時点や期間を含んで、それより前」(明鏡3版)なので...

東京の目黒駅は目黒区ではなく品川区にある――というのは「校閲の常識」ですが、周辺...

「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」の「竈」が時々、異体字の「竃」で出てくるので、...

「しるす」は文字などを書く、記入するといった場合には「記す」と漢字表記しますが、...

バイオリンの数え方は「丁(ちょう)」が適切。本来は「挺」ですが、常用漢字ではない...

現代仮名遣いでは「うなづく」は「うなずく」と書くのが基本です。元は「項（うな）突...

「照れ笑い」は名詞で、「する」をつけると動詞になりますが、語尾の「笑い」を活用さ...

「いくつかの」といった意味で、「数カ国」のように使う「数(すう)」。洋数字に付け...

首相が国会で行う「施政方針演説」と「所信表明演説」。毎年１月に召集される通常国会...

意外によく見かけるのが「キャンパス」と「キャンバス」の混同。「油絵用の画布」の意...

「けが人がタンカーで運ばれる」などと書かれているのを何度か見たことがあります。「...

伊丹市があるのは大阪府ではなく兵庫県。「大阪府の伊丹市」という間違いは定番で、同...

衆院選が近づいてきました。改めて注意したいのは、公職選挙法では衆院の総選挙と参院...

「ささぐ」は「ささげる」の文語形ですが、下に名詞が続くなら連体形の「ささぐる」に...

「産む」は主に出産関係で使い、「生む」は誕生などより広い意味で用いるので、子を産...

北海道の「函館」は古くは「箱館」と書かれました。五稜郭の「箱館奉行所」は、歴史的...

「やおら」は「突然」「急に」という意味で使われることがよくありますが、本来は「ゆ...

｢満面」の「面」は顔のこと。「満面の笑顔」では「顔いっぱいの笑顔」と顔がダブって...

記事は札幌の話。北海道で「鉄砲汁」というと、ぶつ切りのカニの脚を入れたみそ汁のこ...