耳石とは「耳のおくにある小さなつぶ」(三省堂国語辞典)で、体の平衡感覚をつかさどっています。主な成分は炭酸カルシウムで、具体的には「内耳」に存在します。写真はウナギに関する原稿ですが、果たして人間と同じような「耳の奥」がウナギにもあるのでしょうか。 

ウナギにも「耳」はあります。しかし人間のように表面に目立ってあるわけではありません。人間を含む哺乳類の耳は外側から「外耳・中耳・内耳」で成り立っています。一方、ウナギを含む魚類は頭の中に内耳しかありません。 

人間は外耳の奥に内耳があり、そこに耳石があるので「耳の奥」で問題ありませんが、そもそも内耳しか持たないウナギに「耳の奥」という表現が適切かは悩ましいところ。この原稿は「頭の内部」と直りました。 

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