翻訳をする際のもととなるのは「定本」ではなく「底本」です。「定本」は「定本源氏物語」のように古典などについて「原本に近い形として認めた本」という意味のことばです。音が同じで紛らわしいため「底本」「そこほん」とも言います

たとえば古典作品のいろいろな写本を「底本」として比較し、校訂した結果作られたものが「定本」というわけです。

使い分け

定本〔原本に近い形として認めた本、決定版〕定本源氏物語、定本を作る 

底本〔翻訳や校訂などのもとにする本。「そこほん」とも〕初版を底本とする、底本を決める 

 

9/30(金)19時~ オンラインイベントを開催

「記者時代、訂正・おわびにつながる間違いを校閲記者に助けられること数知れず」という毎日新聞人事本部の三木陽介・採用担当部長が司会を務め、校閲記者が舞台裏を語るオンラインイベントが9月30日(金)19:00〜20:30に開催されます。

チケットは一般1650円、学割550円。文章の校閲・構成に興味がある方から「毎日ことば」のファン、さらに、ことばそのものに興味がある方まで幅広くお楽しみいただける内容です。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter