落ち着いて読めば何てことはないただの脱字。しかし時間に追われながら読んでいると、普段は気付くことでもなかなか難しくなります。特に行替わりの脱字には要注意。「人間の目は縦の動きに弱い」とは某ベテラン校閲記者の言葉です。 

目だけで原稿を追っていると、目で見た文字を脳が勝手に補完して誤字や脱字を読み飛ばしてしまう、なんてことが起こったりします。心の中で音読するなどして、一字一句丁寧に確認したいところです。 

今回の場合、「窺(うかが)う」が常用漢字ではなく新聞では平仮名で表記するので、それを直そうとした時に打ち間違えたのかもしれません。少々「うが」ち過ぎたでしょうか。 

9/30(金)19時~ オンラインイベントを開催

「記者時代、訂正・おわびにつながる間違いを校閲記者に助けられること数知れず」という毎日新聞人事本部の三木陽介・採用担当部長が司会を務め、校閲記者が舞台裏を語るオンラインイベントが9月30日(金)19:00〜20:30に開催されます。

チケットは一般1650円、学割550円。文章の校閲・構成に興味がある方から「毎日ことば」のファン、さらに、ことばそのものに興味がある方まで幅広くお楽しみいただける内容です。

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