「効く」と「利く」は迷いやすい使い分けの一つですが、「歯止めが利く」や「ブレーキが利く」「エアコンが利く」のように、利用する・機能するという意味が強い場合は「利く」。「薬が効く」「宣伝が効く」のように効果に重点がある場合は「効」を使います。

 

 

「漢字の使い分けときあかし辞典」(円満字二郎、研究社)は「《利》には「利用」「便利」のように、“役に立つ”という意味もあるので、プラスの評価が含まれることが多い」「《効》は、“結果”を重視して事実だけを述べる傾向がある」と説明しています。

created by Rinker
¥2,530 (2021/05/15 16:15:03時点 Amazon調べ-詳細)

使い分け
きく

〔役に立つ、利用、機能〕
顔が利く、利いたふう、利かん気、利き腕、利き駒、利き酒、利き目で見る、機転が利く、口を利く、昆布だしが利く、暖房の利き過ぎ、左手が利く、ブレーキが利く、目端が利く、融通が利く

〔ききめがある、効果〕
効き目がある、薬が効く、宣伝が効く

 

日本語力を磨く 校閲オンライン講座

次回は5月30日(日)の10:30~12:00で、受講料は3850円です。今回の講師は“校閲歌人”の澤村斉美記者。日本全国、世界中どこからでも参加できます。

昨年6月からオンライン化した毎日新聞の校閲講座は大変好評でリピーターも多数。回を追うごとに受講者が増えており前回は約250人でした。

校正・校閲に関心のある人はもちろん、ライターの方や文章を書くことを趣味としている一般の方々にもおすすめします。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter