感染防止のため「バスや新幹線の車両を貸し切って移動」。「移動」するのは利用者ですが、「貸し切る」のは業者なので、主語がねじれて違和感があります。「借り切って」として主語を利用者にそろえるか、名詞形で「貸し切りにして」とすると違和感は薄まります。

 

 

同じく業者からみた表現のはずなのに、「貸し切りにする」ならなぜ違和感が薄いのか。座席やフロアに他の客を入れない「状態」を利用者もそう言うのが定着しており、主語があまり意識されなくなるからではないかと考えられます。

 

 

「借り切る」の形を選ぶ時もありますが、「借り切る」「借り切り」は、「貸し切る」「貸し切り」に比べると、なじみのない言い方のようで、以前行った同様のテーマについての質問では「貸し切りにする」を選んだ人が過半数でした。

 

 

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