ひつぎは「基」で数えます。毎日新聞で助数詞に「基」を使うのは他に墓や塔、原子炉、鳥居など。飯田朝子著「数え方の辞典」(小学館)には「『基』は、建物の四角い土台・基盤・根元を表す。据え置くもの、人間ひとりの手では動かしがたいものなどを数える語」とあります。

 

 

「基」で数えるものに共通するのは、大きくてなんだかどっしりとしたもの、と言えるでしょうか。

毎日新聞の記事データベースで調べてみると、他に「基」で数えられているものにはエンジンや風車なども見つかりました。

どれも据え置いたり固定されたりする、比較的大きな器具や施設と言えそうです。

もちろんこれらのものを、同書で「細長くもなく、平面的でもない三次元的な物体を数える」とされている「個」で数えることが誤りとまではいえないでしょう。

しかし、「個」よりも「基」の方が、大きくて重いもの、簡単に動かすことができないものというニュアンスが感じられるのも確かです。

9/30(金)19時~ オンラインイベントを開催

「記者時代、訂正・おわびにつながる間違いを校閲記者に助けられること数知れず」という毎日新聞人事本部の三木陽介・採用担当部長が司会を務め、校閲記者が舞台裏を語るオンラインイベントが9月30日(金)19:00〜20:30に開催されます。

チケットは一般1650円、学割550円。文章の校閲・構成に興味がある方から「毎日ことば」のファン、さらに、ことばそのものに興味がある方まで幅広くお楽しみいただける内容です。

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