正しい見出しは上? それとも下? そもそも違いが分かりますか? 違うのはカタカナの「ト」か漢字の「卜」か。単独で見ると、見抜くのはほとんど不可能ではないでしょうか。この日の担当者はPDFに検索をかけて“間違い”を指摘しました。

 

 

上の画像では、間違っていると指摘したのは下。それを上のように直したのです。

重ねて切り替えてみると違うのが分かりますが、差はほんのわずかです。

 

 

酷似したカタカナと漢字では、他に「二」と「ニ」、「タ」と「夕」などもありますが、「ト」と「卜」はそれらを上回る見分けにくさのような気がします。

 

ここまで似ていると、どちらでもいいだろうという気もしてしまいそうですが、記事がデジタルアーカイブとして保存されるようになり、見た目だけではない正確さの価値が大きくなってきていると言えます。

 

日本語力を磨く 校閲オンライン講座

次回は5月30日(日)の10:30~12:00で、受講料は3850円です。今回の講師は“校閲歌人”の澤村斉美記者。日本全国、世界中どこからでも参加できます。

昨年6月からオンライン化した毎日新聞の校閲講座は大変好評でリピーターも多数。回を追うごとに受講者が増えており前回は約250人でした。

校正・校閲に関心のある人はもちろん、ライターの方や文章を書くことを趣味としている一般の方々にもおすすめします。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter