「新しいユニホームに腕を通す」。鋭い若手校閲記者のペンが止まりました。確かに物理的には「腕を通す」のですが、初めて着るという意味の慣用句は「袖を通す」。出稿部と相談の上直しました。「腕を通す」を生かすなら、「…の袖に腕を通す」のように書くといいでしょう。

 

 

「袖を通す」とは、一説に「仕立て上がってぴたっとくっついたままの着物の袖に、初めて腕をつっこんで、貫通させる」ことで、それが「着る」の意味に流用されたものだそうです。

広辞苑7版

 

 

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