「エイキを養う」は「鋭気」か「英気」か。ほとんどの辞書が「英気を養う」を用例で示しています。「英気」には「活動する気力。元気」(広辞苑7版)の意味があり、「鋭気」は「するどい気性、気勢」(同)。多く挙げられる用例は「鋭気をくじく」です。

新明解国語辞典7版は、「英気を養う」で「能力が十分発揮出来るように、事に備えて休養を取る」と説明しています。

大辞林4版はエイキの使い分けについて「『英気』はその人にあるすぐれた気性、物事に立ち向かおうとする気力のことであるが、それに対して『鋭気』は目標に対するするどい気性、強い意気込みをいう」と解説しています。

英才、英断、英雄という語に見て取れるように、英には「すぐれている」という意味があります。

 

使い分け
えいき

英気〔すぐれた才気、気性、元気〕
英気はつらつ、英気を養う、天性の英気

鋭気〔鋭く強い気性〕
鋭気をくじく

 

日本語力を磨く 校閲オンライン講座

次回は5月30日(日)の10:30~12:00で、受講料は3850円です。今回の講師は“校閲歌人”の澤村斉美記者。日本全国、世界中どこからでも参加できます。

昨年6月からオンライン化した毎日新聞の校閲講座は大変好評でリピーターも多数。回を追うごとに受講者が増えており前回は約250人でした。

校正・校閲に関心のある人はもちろん、ライターの方や文章を書くことを趣味としている一般の方々にもおすすめします。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter