「くびながりゅうは、きょうりゅうじゃないんだよ」。幼稚園のころ恐竜が大好きだった長男が教えてくれたのを思い出して、とっさに直せました。この仕事は、いつどこで何が役に立つか分かりません。

 

子供と見に行った国立科学博物館のフタバスズキリュウの骨格標本

 

改めて子供の本棚にある恐竜の本を開いてみると、次のような文章があります。

 最近では恐竜やその時代の生き物に対する理解が深まり、恐竜は恐竜、首長竜は首長竜と分けて呼ぶのがふつう。

「ドラえもん科学ワールド 恐竜と失われた動物たち」小学館

こちらは獣脚類の恐竜・ティラノサウルスの骨格標本

 

上の本でも触れていますが、「ドラえもん」の映画「のび太の恐竜」に出てくる“恐竜”の「ピー助」は首長竜のフタバスズキリュウなので実は恐竜ではない、と話題になったこともありました。

鳥盤類で恐竜のトリケラトプスの骨格標本

 

別の本にある爬虫(はちゅう)類の進化系統図でも、「首長竜類」は「恐竜」ではないのが分かります。

新・ポケット版 学研の図鑑「恐竜・大昔の生き物」より。赤線引用者(クリックで拡大)

 

ちなみに、父を助けてくれた息子は今、小学生で昆虫マニアです。

【田村剛、写真も】

9/30(金)19時~ オンラインイベントを開催

「記者時代、訂正・おわびにつながる間違いを校閲記者に助けられること数知れず」という毎日新聞人事本部の三木陽介・採用担当部長が司会を務め、校閲記者が舞台裏を語るオンラインイベントが9月30日(金)19:00〜20:30に開催されます。

チケットは一般1650円、学割550円。文章の校閲・構成に興味がある方から「毎日ことば」のファン、さらに、ことばそのものに興味がある方まで幅広くお楽しみいただける内容です。

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