値段が「つり上がる」の「つり」。マグロの競りの話なので、ついつい「釣り」に「つられ」そうですが、値段は「釣る」というよりも「吊る」(=上へと引っ張る)もの。「吊」は常用漢字でないので、新聞では「つり上がる」と表記しています。

 

また「つり天井」「つり花」など「釣」「吊」両方の表記があるものについても、毎日新聞では仮名書きにしています。

 

使い分け
つり・つる

釣り・釣る〔魚などをつる、誘い込む〕
甘言で釣り出す、大魚の釣り手、大魚を釣り上げる、釣り合い、釣り糸、釣り鐘、釣具店、釣り込まれる、釣り師、釣り銭、釣り道具、釣り船・舟、釣り堀

つり・つる←(吊、攣)〔ぶら下げる、引っ張る、引きつる〕
足の筋がつる、蚊帳のつり手、宙づり、つり革、つり出し〈相撲〉、つり橋、つり輪、天井からつる、値・相場をつり上げる、目をつり上げる

注:「つり天井」「つり花」など「釣・吊」の両方あるものは仮名書き

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