「煙」などは「たちこめる」のですが、「暗雲」は「たれこめる」が慣用。「立ち込める」はあたり一面を覆うことなので通じそうですが、雲なら上空から垂れてくるということでしょう。

 

「垂れこめる」は辞書で示されているのもほとんどが「雲など」。古くは、すだれやとばりをたれて部屋にこもるという意味で使われました。

 

直したい表現
「暗雲が立ち込める」

→○「暗雲が垂れこめる」

 

「立ち込める」は煙、霧、霞(かすみ)、もやなどがあたり一面を覆うこと。大辞泉は「甘い香りが立ち込める」という用例も示しています。

9/30(金)19時~ オンラインイベントを開催

「記者時代、訂正・おわびにつながる間違いを校閲記者に助けられること数知れず」という毎日新聞人事本部の三木陽介・採用担当部長が司会を務め、校閲記者が舞台裏を語るオンラインイベントが9月30日(金)19:00〜20:30に開催されます。

チケットは一般1650円、学割550円。文章の校閲・構成に興味がある方から「毎日ことば」のファン、さらに、ことばそのものに興味がある方まで幅広くお楽しみいただける内容です。

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