2018年3月、桜が咲き始めた東京で降った雪の記事。絵になりそうな情景でしたが……


見出しで、「粉雪」としたのは、場所と時期を考えるとしっくりきません。「粉雪」は文字通り、さらさらした粉のような雪のことで、気温が低いときに降ります。

気温零下15℃以下の比較的寒いときに降る細かい粉状の雪。結晶は、角板や角柱が立体的に交差したものが多い。軽くて乾いているため、山スキーをする人たちに好まれ、アスピリンスノー、パウダースノーともよばれる。暖かいときに降る牡丹(ぼたん)雪と対比した呼び名。(以下略)

「レミオロメン」の大ヒット曲(2005年)の題名でも知られ、美しいイメージで使いたくなる「粉雪」は、厳密な定義があるわけではないようですが、現実的には本州の平野部では真冬でもなかなか見られないものではないでしょうか。

気象庁の記録では、この日の東京は雨と雪がまじった「みぞれ」の時間が長かったようです。

 

国語辞典は楽しい! オンライン講座

 びっしり文字が書かれていて分厚い国語辞典。家に辞書はあったと思うけど、言葉の意味はネットで検索すれば済むし――なんて思っているあなた! 国語辞典は個性があって楽しいものなんです。「人」がつくっているのですから、一つ一つの短い文にも思いが込められています。

 今回、一昨年改訂の「岩波国語辞典」、昨年改訂の「新明解国語辞典」のつくり手による対談が実現。日々言葉に向き合いながら辞書を引き比べる校閲記者が、それぞれの辞書の魅力に迫ります。

 3/19(金)18時半~20時開催、受講料は3300円(税込み、1週間アーカイブ視聴可能)です。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter