迷うときもある「痕」と「跡」の使い分け。新聞では、主に人体のくっきり残ったあとや「爪痕」「傷痕」などを「痕」、「足跡」「苦心の跡」「建物の跡」などは「跡」としています。

 

使い分け
あと

〔物事の行われたあと。相続、行跡〕
足跡、跡形もない、跡取り、跡目相続、跡を絶つ〈消息〉、苦心の跡、車輪の跡、立つ鳥跡を濁さず、建物の跡、父の跡を継ぐ、犯行の跡

〔くっきり残ったあと。主として人体〕
傷痕〈「戦争の傷痕」などの比喩にも〉、手術・注射・やけどの痕、弾の痕〈弾痕〉、血の痕〈血痕〉、爪痕〈「台風の爪痕」などの比喩にも〉

(注)「跡」か「痕」か迷う場合は「跡」を使う

 

 

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