「関係者の受け止めは……」「冷静な受け止めだ」など、動詞「受け止める」を名詞として使う例がよく見られます。しかし、何か足りない感じがする人も多いのではないでしょうか。この場合は出稿部と相談し、「落選の受け止めを話す」→「落選について話す」としました。

 

こういった使い方は、違和感があるという声も少なくありませんが、三省堂国語辞典では第6版(2008年発行)から「受け止め」という見出し語で「(できごとについての)うけとめ方。反応」という語釈を載せています。ただ、今のところ採用する辞書は多くありません。

 

2014年にマスコミの用語担当者の集まりで聞いた時は「直す」という意見が多数派でした。

 

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