読めますか? テーマは〈相撲〉です。

スポンサーリンク

相撲節会

答え
すまいのせちえ
(正解率 61%)

奈良・平安時代に天皇が観覧した相撲。各地から力士を召し集めて競わせた。NHK大河ドラマ「平清盛」にも出てきた。相撲の語源は古語の「すまふ(争ふ)」からといわれる。

(2012年11月12日)

選択肢と回答割合

さがみのふしえ 12%
すまいのせちえ 61%
すもうじんく 27%


手数入り

答え
でずいり
(正解率 56%)

横綱の土俵入りのこと。「手数」は普通「てかず」「てすう」と読むが、相撲用語の「でず」は「わざ」という意味。しかし「土俵入り」の方が分かりやすいため毎日新聞ではほとんど使われていない。

(2012年11月13日)

選択肢と回答割合

てかずいり 37%
でずいり 56%
てすういり 6%


極め出し

答え
きめだし
(正解率 77%)

相撲の決まり手の一つ。相手の差し手などを両腕でしめつけて押し出す。常用漢字表では「極める」を「きめる」と読ませないため新聞では仮名書きにするが、町なかでは「月極駐車場」などの看板で広く使われている。

(2012年11月14日)

選択肢と回答割合

きめだし 77%
きわめだし 11%
しめだし 13%


三所攻め

答え
みところぜめ
(正解率 60%)

相撲の決まり手。内掛けで相手を攻めつつ、もう片方の膝をすくうように抱え、体を浴びせながら倒す技。「技のデパート」といわれた舞の海が得意にしていた。

(2012年11月15日)

選択肢と回答割合

さんしょぜめ 26%
みしょぜめ 14%
みところぜめ 60%


本割

答え
ほんわり
(正解率 72%)

優勝決定戦ではなく元々予定されている取組のこと。大相撲では個々の取組のことを「割」という。日馬富士が横綱に昇進したため、九州場所千秋楽では久々に横綱同士の割が作られる。

(2012年11月16日)

選択肢と回答割合

ほんかつ 8%
ほんわり 72%
もとわり 21%



◇結果とテーマの解説

(2012年11月25日)

この週は「相撲」がテーマでした。

2009年に一度このテーマを扱いましたが、その中で最も正解率が低かったのは「楽日」の40%。「楽日決戦」などの見出しをよく使う私たち新聞人にとって衝撃的な数字となりました。「日馬富士」の読みは84%とまずまず。今回めでたく横綱に昇進したわけですが、既に横綱・白鵬が優勝を決めたので「楽日決戦」という見出しも見られなくなりました。

それはともかく、今回は最も低い56%から最も高い77%まで、高過ぎることも低過ぎることもない数字が並びました。

「手数入り」が数字としては最低ですが、かなり難読と思っていた出題者はもっと低い数字を予想していました。もっとも「『てすういり』ではなさそうだ」という消去法の結果という可能性もあります。「手数入り」は「毎日新聞用語集」や新聞協会の「新聞用語集」でルビなしで使えることにしているのですが、毎日新聞データベースで検索したところ、この言葉は2000年以降全く使われていないようです。やはり「土俵入り」の方が分かりやすいためでしょう。

「相撲節会」は相撲の歴史や奈良・平安時代の宮中行事に詳しい人しか知らない言葉かもしれませんが、「節会」だけでも分かっていれば正解できる選択肢でした。間違いの選択肢「すもうじんく」は「相撲甚句」と書きます。

「極め出し」「三所攻め」は決まり手から。後者など珍手にしてはよい数字だと思います。もっとも相撲とは別の分野でも使われるようですので、案外知られた言葉なのでしょうか。どういう分野か分からない方はネットで検索してください。

「本割」も72%と低くはないのですが、新聞では普通ルビなしで使われますのでもう少し読めたらと思います。もっともこの言葉、優勝決定戦があってこそ使われるので、認知度がそれほどないのも無理からぬことかもしれません。

さて、きょう11月25日は九州場所千秋楽。いささか盛り上がりに欠ける楽日となりました(念のため確認しますが「楽日」は千秋楽のことで「らくび」と読みます)。せっかく横綱が2人になったので来場所には「楽日決戦」「本割」という言葉が躍るような展開を期待したいと思います。
春は曙光、夏は短夜 季節のうつろう言葉たち

当サイトの「読めますか?」をもとに、季節にちなむ言葉を厳選し加筆しました。

さまざまな文学作品が築いてきた味わい深い日本語の一端を紹介しています。

美しい季節の言葉を味わいたい方、間違えずに使いたい方におすすめです。

フォローすると最新情報が届きます

Twitter