読めますか? テーマは〈嫌な漢字と部首〉です。

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鬱憤

答え
うっぷん
(正解率 98%)

怒りが募ること。鬱は新しく入った常用漢字。鬱の部首は「鬯(ちょう)」。ウコンを醸成した酒のこと。鬱はその香りが立ちこめていることを表し、そこから鬱憤、憂鬱、鬱蒼(うっそう)などの語ができた。ただし「木」を部首とする辞書もある。なお、毎日新聞では常用漢字入りに伴い、「うっ憤」から「鬱憤」に表記を変更した。

(2010年12月06日)

選択肢と割合

うつふん 1%
うっぷん 98%
こうふん 0%


侮蔑

答え
ぶべつ
(正解率 93%)

あなどり、さげすむこと。侮は元々常用漢字。蔑は「ベツ」「さげす(む)」の音訓で常用漢字表に追加された。部首は「くさかんむり」だが、構成要素としては「目」に意味がある。

(2010年12月07日)

選択肢と割合

ぐべつ 4%
ぶれつ 3%
ぶべつ 93%


面罵

答え
めんば
(正解率 88%)

面と向かってののしること。面は元々常用漢字で部首は「面(めん)」そのもの。罵は「バ」「ののし(る)」の音訓で常用漢字に追加された。部首は目を横に倒した形だが「目」とは関係なく「あみがしら」という。元の形は「网」で網を表した。いわば罵は悪口で相手をからめ捕ることだ。

(2010年12月08日)

選択肢と割合

めんど 9%
めんば 88%
めんり 2%


毀棄

答え
きき
(正解率 64%)

壊したり破ったりして駄目にすること。毀は新しい常用漢字。毀の部首は殳(るまた)。又の上がルの字に似ているから。道具で打つなどの意味あいがあり、殴がまさにそう。ただし毀は「土」を部首とする辞書もある。棄は元々常用漢字で「木」を部首とし「すてる」という意味。

(2010年12月09日)

選択肢と割合

きき 74%
きそん 10%
はき 16%


嫉視

答え
しっし
(正解率 67%)

ねたましい気持ちで見ること。嫉は「シツ」の音読みで常用漢字表に追加された。「そねむ」の訓は不採用。嫉妬の妬も「ト」「ねた(む)」の音訓で常用漢字に入った。男も嫉妬するのになぜ女偏ばかりと思われそうだが、元々「男」という部首はない。男は「田」という部首をもつ漢字に過ぎない。男という字の気持ちになってみると、「俺は田んぼで力仕事ばっかりなのに、女は仲間をいっぱい引き連れていていいなあ」と嫉視しているかもしれない。

(2010年12月10日)

選択肢と割合

しし 20%
とし 13%
しっし 67%


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