日々言葉に悩み、迷う校閲記者と、常に新しい言葉を敏感にキャッチしている辞書編さん者が、類義語や新しいカタカナ語、失礼とされる?話し言葉などさまざまに取り上げる対談講座が8月1日(土)19時から開かれます。オンラインでの受講も可能です。

 

2018年の「国語辞典ナイト7」で。飯間さん(左)と平山記者

 

 三省堂国語辞典(三国)の編集委員、飯間浩明さんと対談することになりました。8月1日、NHK文化センターでの対談講座として実現します。

 飯間さんと初めてお会いしたのは2013年夏のことでした。当時校閲にいた取材記者経験のある先輩と一緒に三国の改訂作業について取材したのです。初めて聞く辞書づくりの生の話に胸を躍らせながら聴き入りました。その際、飯間さんが大学の先輩で、学生時代の私が受けていた講義の手伝いをしていたかもしれないといったこともわかりました。取材は翌年1月、夕刊1面記事として実を結びました。載る当日、私の電話での問い合わせに丁寧に応じてくださって助かったことも覚えています。

2014年1月7日の毎日新聞夕刊より

 

 その後は、飯間さんが中心になって開催されている人気イベント「国語辞典ナイト」を見に行くようになりました。国語辞典を面白おかしく語りながら、売り上げの落ちる国語辞典の未来を切り開くべく力を尽くす人たち。すっかり魅了され、これまで12回開催されたうち1回目以外すべて参加しています。しかも18年8月の第7回には、飯間さんから依頼をいただき私も登壇しました。その様子については下の記事に詳しく書いています。

 

 今回は今年2月に同センターで私が校閲の講座を行った際、同センターの方から「飯間さんと対談講座をしませんか」と提案をいただいたことがきっかけです。そこへ新型コロナウイルス感染拡大という事態がありましたが、やっと実現の運びとなりました。

 先日の飯間さんと私との打ち合わせでは、どんな話をしようかとあれこれ考えました。新型コロナでは、さまざまな言葉が生まれました。新聞として困ったこともあります。しかし、そういったことばかりではなく、広く身の回りの言葉についても話したい。迷いやすい同音の書き分けだったり新しいカタカナ語のことだったり。あいさつやあいづちといったしゃべり言葉についても取り上げたいし、校閲から見た辞書の特徴の違いという話もしなければね——。

 教室で話すと同時にオンライン参加の方にも視聴していただくという形をとっています。そのためスライドを使ったりすることができないなど制約がありますが、どちらの方にも視聴しにくくないようにしたいと思います。

【平山泉】

【納涼トーク 新しい日本語生活のスタイル 言葉と辞書をめぐる2人対談】

8月1日(土)19時〜20時30分、東京・青山のNHK文化センター

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