毎日新聞も含め新聞社や通信社は、原則として、スポーツ関連の記事では選手の名前に敬称や呼称を付けていません。そのことに対し3分の1が気になると回答。気になる人が意外に多かった、というのが率直な感想です。

記事に登場するスポーツ選手の敬称・呼称について伺いました。

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呼び捨て、3分の1が「気になる」

スポーツ選手の名前、敬称は必要?
呼び捨てでOK 65.9%
呼び捨ては気になる 34.1%

 

3分の2の人は呼び捨てでも気にならないとしましたが、3分の1は気になるという結果。気になるという人が意外に多かった、というのが率直な感想です。

毎日新聞も含め新聞社や通信社は、原則として、スポーツ関連の記事では選手の名前に敬称や呼称を付けていません。質問への回答から見える解説でも書きましたが、表現が冗長になるのを防ぐとともに、敬称や呼称で字数がかさんで情報量が減ってしまうことを避けるため、という事情があります。

ただそれだけでなく、新聞社などでは同様の基準を、芸能記事の芸能人、囲碁や将棋の記事における棋士についても適用しています。

こうした記事に登場する人たちに共通するのは、プロとしての技能を人に見せることを職業としている、ということです。その「技能を見せる」という範囲においては、一般的な人間関係で必要とされる敬称や呼称を省くことも失礼に当たらないのではないかと考えます。

ただし、競技の背景となるエピソードを伝える際にはどうするかなど、検討が必要なことがあるのも事実です。

(2018年03月04日)

質問に際して

毎日新聞では、スポーツ記事に載る選手の名前については、基本的に敬称(「さん」など)や呼称(「選手」など)を付けないことにしています。選手の名前がいくつも出てくる戦評などで敬称を付けると、冗長な印象を与えるうえに、情報量が減ってしまうためです。選手をぞんざいに扱おうという意図は全くないので、その点はご理解をいただきたいと思います。一方で社会面などに載る話題ものの記事や、競技を離れた事柄に関する記事では敬称・呼称を付けることにしています(見出しでは省略する場合も)。ただ、インターネットを通して記事が読まれる機会も増え、従来のような新聞の掲載面に基づいた考え方ではうまくいかず、ケース・バイ・ケースということも増えています。

(2018年02月12日)

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