「2018年が明けた」という表現は、17年が終わって新しい年になった時に使うと変と思うかという問いかけでした。

「2018年が明けた」は「変だと思う」が8割

「2018年が明けた」という表現は……
変だと思う 79.8%
変だと思わない 20.2%

 

正確には「17年が明け、18年になった」といえます。「夜が明ける」「休み明け」などの言葉から類推すれば分かるように、「明ける」にはその前の状態と結びつくという用法が一般的だからです。

しかし「新年あけましておめでとうございます」という挨拶は多用されています。また「明鏡国語辞典」(第2版)は「明ける」の語法欄で「夜が明ける」「朝が明ける」、「旧年が明ける」「新年が明ける」など、両方を主語に取るとしています。

そこでアンケートをしてみた結果はご覧の通りで、「2018年が明けた」に違和感を覚える人がそうでない人の4倍近くになりました。

(2018年01月21日)



質問に際して

「旧年(2017年)が明けて新年になる」ので「18年が明けた」というのは「朝が明けた」と同様おかしいといえます。

ただし、日本語には「湯が沸く」のように結果が先にくる表現もあるので必ずしも間違いといえないという説もあります。

(2018年01月02日)

 

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