これまで岩波国語辞典が「全くの誤用」としていた「確信犯」の新しい使い方は、8版で俗用扱いになりました。小雨が降ったりやんだりの「雨模様」も「言うことがある」に。もちろん「誤用」判断を維持しているものもあります。7版と比較しました。 #岩国8

 


 

11月22日に発売された岩波国語辞典第8版では、「雨模様」「確信犯」から「誤用」が消えました。「雨模様」は「……様子を言うことがある」とし、「確信犯」は「全くの誤用」と強い文言はなくしましたが「1990年ごろから」という記述が残ったことで新しい使い方であることが示唆されています。

 


 

「なしくずし」は「誤用」がなくなり「俗に」として語釈を立てていますが、「『無し』との誤解からか」という説明が入りました。

 

 

それに対して「いさめる」「至上命題(至上命令)」「役不足」の「誤用」は変わっていません。

 

 

「さわり」は「誤用」という言葉を残しながらも「俗に、曲などの出だし」という一つの語釈を立てており、もとの「一曲中で眼目とする、聞かせ所」の意味よりも近年「多く使う」としています。つまり、誤用とはいえ現に使われているところを認めているのですね。

 

【平山泉】

 

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