今年の春、東京本社に配属された谷井美月さんに、この仕事を選んだ理由や経緯、実際に働いてみての感想など、10個の質問に答えてもらいました。

質問1、新聞社の校閲を志望した動機をおしえてください

情報の伝達手段が多様化している現代社会の中で、信頼できる情報を発信する側に立ちたいと思い、志望しました。新聞記事では特に、日本語の用法にこだわることができる点が私にとって魅力的でした。

質問2、校閲の存在を知ったのはいつどのようにしてですか

大学生になって間もないころ、「校閲さんはこういうところまでチェックします!」という内容のネット記事を見て知ったのが最初だったと記憶しています。世の中にはこういうおもしろい仕事もあるのだな、と思いました。

質問3、校閲記者になろうと決めてから就職するまでの経緯をおしえてください

校閲という仕事に就きたい、というのは就職活動が始まる前からぼんやりと意識していましたが、新聞社に校閲記者という職種があることは就職活動が始まって、友人に教えてもらって初めて知りました。そのため、決意してからじっくり準備する時間はなく、ただ目の前の課題をひとつずつ乗り越えていくのがやっとでした。そんな中でも、実際に校閲記者として活躍しておられる先輩方とお話しする機会が得られたのはとても大きかったです。

質問4、校閲という仕事について周囲にはどういう言い方で説明していますか

基本的には「紙面の誤字脱字を直したり、書かれていることが正しいかどうか調べて確かめたりする仕事」と説明しています。

質問5、校閲記者になったことについて周囲の反応はどうでしたか

新聞社に勤務しているとはいえ、校閲記者は表に出ない職種なので、これといった反応はありませんが、購読者である祖父母から「今日も読んだよ」といった連絡がくると、背筋が伸びる思いがします。

質問6、実際に仕事を始めてみて始める前のイメージと違った点はありますか

表記を基準に合わせるための直しが多いことはイメージと違っていて驚きました。他に挙げるとしたらスピード感でしょうか。時と場合によりますが、想像以上の慌ただしさでした。

質問7、仕事を始めてから日常生活で意識が変わったことはありますか

テレビやラジオなど、音声で情報を得るときに、これまでひとまとまりの流れでざっくりと要約して理解していたものを、どこで?誰が?何を?と区切られた形で重要な点を頭へ入れる意識が働くようになりました。

質問8、仕事上でいちばんこたえた失敗があったらおしえてください

群馬県の遺跡についての記事中の地図で遺跡の位置が間違っていた失敗は、もう一歩踏み込んで調べていたら防げたものなのでとても悔しかったです。

質問9、仕事をする上で好きなページや苦手なページはありますか

まだ好き嫌いを言えるほど経験を積んでいないためお答えしかねます。

質問10、今から5年後にあなたはどのような校閲記者になっていると思いますか

現時点より5年分、校閲記者として成長していることが最低限の目標です。5年後の自分も、初心を忘れずに精進してもらいたいと思います。

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